1.ストーリー
ある夏。ある海辺の街。
暑さに倒れた嫁母を看病するため、俺は単身、
妻の実家を訪れていた。「すみません、お義母さん……!」
「俺…ここへ来てからずっと我慢してて……!
「もう、限界で…!!」「っ……!弘士さん…!だ、駄目……」
「駄目ですよ……」
「あなたからは――――…!あぁ!!」元旅館『椿季苑』。丘上にひっそりと佇むその宿で
二人きりの夏が始まる。
あまりに美しく、あまりにも清淑な、俺の嫁母。…しかしその完璧とも言える美貌とは裏腹な、
卑しくも悲しい熟女の本性を、
俺はまだ知らない…。