ブラック企業勤めの類は、もはや限界だった。
彼を心配した親友の一茂は、自身がベンチャー企業で開発している’人生やり直し機’のテスターに誘う。因果を逆転させ、自らの一生をやり直すことができるという機械。
もうどうなってもいい、と無気力な類がその機械の中に入って目を覚ますと――類は女の子の瑠衣になっていた！
「一茂、設定間違ってるぞ！」という抗議の声も届かず、過ぎ去っていく青春時代。
自認は男のままだと思っていたのに、親友の一茂と出会って胸が高鳴ってしまう。この気持ちはいったい……？
真面目だけが取り柄だった青年は、可愛い女の子として男のために真面目にえっちを頑張るように。するとあっという間に人生はピンク色。「だってあたしは、一茂に尽くしてあげるだけでいいんだもんっ」
